DATE : 2007/01/31 (Wed)
男女別では男性が4・3%、女性が3・9%でともに前年よりも0・3ポイント改善した。女性の3%台は平成9年(3・4%)以来となる。
就業者数は前年よりも26万人増の6382万人で3年連続で増加。このうち雇用者は79万人増え、5472万人で前年に引き続き、昭和28年の調査開始以来の過去最多を更新した。うち女性は4年連続の過去最多となった。
同時に発表した18年12月の完全失業率(季節調整値)は前月よりも0・1ポイント悪化の4・1%。男性は4・3%、女性は3・8%でいずれも前月よりも0・1ポイントの悪化だった。
DATE : 2006/12/19 (Tue)
胃腸炎を引き起こすノロウイルスが師走の列島で、過去最悪の流行となっている。
事態は、検査器具メーカーや、日用衛生品業界など産業界にも影響を及ぼし始めた。
養殖のカキを扱う業者からは、深刻な風評被害に苦しむ声も上がり始めた。
ノロウイルス検出試薬を扱う臨床検査薬メーカーでは12月に入り、昨年の倍の注文が殺到している。
食品の安全を確認したい食品メーカーや、
胃腸炎の患者の原因特定をする必要がある検査機関などからの注文が大半だ。
宿泊客の集団食中毒が17日に発生した群馬県草津町では、
1年でもっとも忙しい年末年始を前に、旅館やホテルがぴりぴりムード。
一般的にノロウイルスの原因食品となることもあるカキ。
業界では冬の旬の時期に起きた騒動に、販売量が激減し、悲鳴を上げている。
厚労省の試験研究機関である国立感染症研究所によると、
11月27日から12月3日までの1週間に、
全国約3000カ所の医療機関から報告されたノロウイルスを主原因にする
感染性胃腸炎の患者数は6万5638人。1981年の調査開始以来最悪となっている。
1つの医療機関に週20人を超える患者報告があったのは全国26都府県になっている。
当初、西日本を中心に流行していたが、中部、関東、東北へと流行が北上していったという。
ノロウイルスは例年冬に流行し、12月中旬以降がピーク。
高齢者が死亡する例も目立ち、厚労省は「今年は立ち上がりが早い」と警戒する。
「GII」と呼ばれる感染力が強いウイルスが猛威を振るっているという。
DATE : 2006/12/12 (Tue)
「家庭でほとんど勉強しない」と答えた高校生が
4割近くに増加し学習離れが広がっていることが、
教育シンクタンク「ベネッセ教育開発センター」(東京)
の「学習に関する意識実態調査」で11日、明らかになった。
小中学生では「できる子」と、そうでない子の学習時間
の差は広がる傾向がみられ、同センターでは
「学習意欲の格差が広がっている」とみている。
家庭での学習頻度は、高校生は「ほとんど勉強しない」
が前回の23・1%から27・9%に、「週に1日くらい」
も8・8%から9・9%に増えた。
1日平均の家庭学習時間も「0分」が前回の22・8%から24・3%に増え、
「約30分」も15・2%で、全体の4割近くが家庭でほとんど勉強しなかった。
大学全入時代の現在にあって、高校生の学習時間は減少しているようだ。
それよりも気になるのは、小中学生の格差である。
出来る子、出来ない子のバックグラウンドには「家庭間の格差」がありはしないだろうか。
東大合格者の家庭が一番金持ちという話は有名である。
安倍政権が家庭間の格差をどうやって埋めていくのかが大切になってくる。
DATE : 2006/12/10 (Sun)
新潟スタジアムの赤字縮小策として、
県が命名権(ネーミングライツ)売却先を募集して1年がたつのに、
申し込みがまったくないことが8日、分かった。
県は価格や契約期間の変更など
「営業手法の見直しを検討したい」としているが、
費用対効果を最重要視する民間企業の興味
をそそる“魅力”の不足が如実になった形だ。
厳しい現状を打開するため、県は企業側の応募を促すため
、契約条件や営業手法を見直す方針を固めた。
ただ、
「価格を安くすれば申し込みがすぐ来る、という状況でもない」(関係者)
という意見も根強い。それだけに、広告媒体としての
スタジアムの価値や魅力のアップが緊急の課題だ。
このツケが県民、そして国民にも回ってくるのは確実だ。
そもそも、スタジアム建設当時に、しっかりとした費用対効果を分析
していたのかが疑問である。
公務員のコスト意識の低さがここでも浮き彫りになった格好である。
DATE : 2006/12/04 (Mon)
交通事故死した東京都世田谷区の片山隼君=当時(8)=ら
子供6人の写真がインターネットのホームページ(HP)に無断掲載され、
遺族の感情を逆なでするコメントが書き込まれた問題で、
6人の遺族は4日、HPを制作、運営していた都内の男性小学教諭(33)
について侮辱罪で警視庁に告訴状を提出した。
HPには別の子供の裸の写真も掲載されており、
児童ポルノ処罰法違反容疑でも告発状を提出した。
教諭は15年1月ごろから、「クラブきっず」の名前でHPを開設。
「3度の飯より子ども死体」と名乗って、遺族が子供をしのび、
再発防止を訴えるために作ったHPから子供たちの写真を無断転載したうえ、
子供たちを侮辱するようなコメントを勝手に加えていた。
教師というレッテルを貼ったままこの事件を見てはいけない。
1個人が犯した重大な罪である。
教師にもいろんな性癖を持つものがいるのである。
ただ、表面に出ていないだけの話である。
しかし、この事件は理由はともかく、重大な罪であることには間違いない。
ただ、この事件でさらに、教師への視線が厳しくなり、
有望な教師が苦しい思いをしてしまうのは、国家にとってもっと悲惨である。