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DATE : 2024/04/26 (Fri)
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DATE : 2007/02/10 (Sat)
今週は急な仕事を頼まれた場合のマナーです。
あなたは明日までに提出しなくてはならない急な仕事を上司に頼まれました。
しかし、既に同様に明日までに提出しなくてはいけない仕事を抱えていました。
この場合、次のうち何番の対応を取るのが正しいでしょうか。
間違っているものも、その理由を考えてみてください。

1.残業になりそうな部分を同僚に頼み、協力して就業時間内に仕上げる
2.とにかく引き受けて遅くまで残業して終わらせる
3.引き受けて大急ぎで仕事をし、確実に残業が発生しそうだと判断したら、
  その時点ですぐ上司に報告し指示を仰ぐ
4.自分の仕事の分量と状況を上司に相談し、残業をするか、
  あるいは業務を分担するか、上司の指示を仰ぐ


正解は4番です。

1はよく見る光景ですが、自己判断で協力を仰いではいけません。
協力を求めた同僚にも仕事があり、その中での優先順位は決められないからです。
同僚が抱えている仕事に支障を来す可能性もあります。

2についても同様です。サービス残業について騒がれている今日では、
残業をする申請制度を設けいている企業も多くあります。
1と同様に自己判断で残業をするという結論を出してはいけません。

3は正しそうにも思えますが、残業が発生しそうだという判断を出すタイミングが
遅くなってしまった場合、上司も手の打ちようがなくなってしまいます。
今さら間に合わないと言われても…という状況にもなってしまいます。

4のように「相談する」ことが大切です。
このようなアクションを取るためには、日頃から自分が抱えている仕事を
定量的に把握し、いつも自己管理しておく必要があります。
それが自分で管理できていなければ、急な指示を受けた時、
それが期日までに終えられる量なのか、今すぐに取りかかれる状況なのかさえ、
正しい判断ができず、周囲に迷惑をかけてしまうことになるからです。

特にチームで仕事を行っている場合は、チーム全体への影響を考慮して
自分の仕事に取り組む必要があります。
組織の基本はまさに「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」なわけですね。

対外的なマナーも大切ですが、このように毎日、同志として仕事をする
同じ職場の人への心配りも、とても大切なマナーと言えますね。


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